iDeCoの移換とスイッチングの体験談

投資初心者takです。

前回記事に引き続いてiDeCo(確定拠出年金)について、特に移換とスイッチングのやり方を体験談として残しておきたいと思います。iDeCoの運営業者を変更するのが移換。運用商品を一部売って他のものを買い直すことをスイッチングと言います。

スマホを格安スマホに変えるときもそうなのですが、一度始めたものを変更するのは結構面倒ですよね。私もなかなか面倒に感じました(主に心理的に)。



移換について

業者によって手数料が全然違う

そもそもなぜiDeCoの運営業者(運営管理機関というのが正式)を変更したくなるのでしょうか。私の場合は手数料を下げたかったからです。

手数料の比較はこちらのサイト「iDeCoナビ」に載っています。この記事執筆当時では、一番安いのが「167円/月」ですね。イオン銀行・大和証券・マネックス証券・楽天証券・SBI証券が並んでいます(私はSBI証券を使っています)。他にも「50万円以上」などの条件付きで167円になるところもあるようです。

逆に一番高いところは十八銀行の「617円/月」だそうです。すごい値段ですね。業者ごとに扱っている商品は異なるはずですが、最低額との差450円を毎月支払ってまで購入したい魅力的な商品ってあるのかな?と疑問には思います。

いざ移換

現業者から新業者に移換するためには、新業者の側で手続きをすれば十分です。ただしここで述べるのは私の体験談ですので「個人型の業者を移換する」という作業です。企業型を個人型に移換する話ではありませんので気をつけてください。

実際の作業は大したことはありません。新業者のウェブサイトに行けば申込書を請求できますので、それをポチーと請求して、必要事項を記入して返送するだけです。基礎年金番号を書かないといけませんので、どこかへしまってある場合は探しておきましょう(探しました←初心者)。

移換に際しては手数料がかかりますので気をつけましょう。SBI証券の場合は2,777円でした。最新情報はここで見ることができます。

あとは2ヶ月程度待てば移換が終了します。移換が終わるまでは銀行口座から現業者への引き落としが続きますので注意しましょう。私は運営業者の移換とともに引き落としの銀行口座も変更したのですが、こちらも2ヶ月ぐらいかかりますので、残高の管理に気を揉みました。多めに入れておけば気にしなくてもよいのですが。

なお、利用可能な銀行はかなり限られています。具体的にはSBI銀行などのネット銀行はほぼ不可能なようです。実はSBI証券に運営業者を変更した一つの狙いとして、SBI銀行から引き落としてもらおうと思っていたのですが、それは無理だと後から知った次第です。より詳しくは例えばSBI証券のQ&Aに載っていました。最新の情報は下記出典でご確認ください。

【口座振替可能 金融機関】
・都市銀行
・地方銀行
・第二地方銀行
・信託銀行(三菱 UFJ 信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行)
・旧長期信用銀行(新生銀行・あおぞら銀行[注]) [注]:あおぞら銀行インターネット支店は取扱不可
・ゆうちょ銀行
・信用金庫
・信用組合
・労働金庫
・信用農業協同組合連合会(信連)、農業協同組合(農協)

【口座振替不可 金融機関】
・信用漁業協同組合連合会(信漁連)、漁業協同組合(漁協)
・商工組合中央金庫
・農林中央金庫
・ネット系銀行の一部 (セブン銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、じぶん銀行など)
・信託銀行の一部(野村信託銀行、SMBC信託銀行など)
・外国銀行(シティバンク など)
・その他(新銀行東京、オリックス銀行 など)

出典: http://faq.sbisec.co.jp/faq_detail.html?id=46036

スイッチング!

操作方法が独特

移換が終わると、移動してきた資金は新業者のiDeCo口座の中で「待機資金」という珍しいラベルをつけられて眠っていますが、数日経つと元本保証型の定期預金に預け替えられます。ここからが本番です。

このまま放置しておくとほぼ増えない上に手数料167円/月を引かれますので、この定期預金を解約し、好みの投資信託を購入しないといけません。このような操作を「スイッチング」と言います。この操作がちょっと独特だと感じます。

例えば私の現在の資産状況は以下の通りです。まだ移換してきた資金の半分は定期預金で寝かせてあります。ではこの定期預金の半分を、NYダウ75%・新興国株10%・外国債券15%に振り分けるにはどうすればよいでしょうか?

【想像】半分の金額を指定し、上記のパーセンテージを指定する。

【実際】NYダウを指定し、金額を指定。新興国株を指定し、金額を指定。外国債券を指定し、金額を指定。

このように結構面倒な作業です。ポートフォリオが複雑な人は大変ですね。例えば定期預金の約半額、16万円のうち75%でNYダウを購入する作業は以下のようになります。

(1)「スイッチング(預け替え)をする」をクリック

(2)「スイッチング(預け替え)をする」をクリック(なぜ二度も・・・)

(3)No.1の元本保証型定期預金を「売却」

(4)売却数量・方法は、真ん中の「指定数量を一部売却」を選び、金額は12万円(16万×0.75)を入力し、「確認」

(5)ページを進めていって「iFree NYダウ・インデックス」を「購入」

(6)「了承する!」イライラ

(7)「実行!!!」イライライライラ

(8)以上でおしまいです。まあ冗談でイライラなどと書きましたが、確認がないのは困りますので仕方ないところでしょう。でもできれば「総額と割合を指定する」という方法でスイッチングができると便利だなとは思います。SBI証券さんの改善を望みたいですね。

(9)これを繰り返して望みのスイッチングを済ませます。これは即時行われるわけではなく2日ぐらいかかるようですので、以下のように「受付一覧」に並んでいます。やり直したければ「取消」を押せばいいので気楽です。

スイッチングをなぜ一度にしないか

上記の通り、私は移換してきた資金をまだ半分、定期預金に寝かせていました。これはどういうことかというと、移換が済んだ直後に一気にスイッチングしてしまうと、そのあと急な暴落が起こったときに「損した!」と思ってしまうからです(思うだけでなく実際に損ですが)。

それを防ぐには徐々にスイッチングしていけばいいので、私は何となく「4ヶ月に分けて4分の1ずつスイッチングする」ということに決めてそのようにしています。とはいうものの、ここ2~3ヶ月は上昇しっぱなしなので、結果論としては早めにスイッチングを済ませた方が良かったことになりそうですが。

このように、手持ちの資金を一気に投入せずに分割して定期的に投資することを「ドルコスト平均法」といって、投資方法の一つのパターンだと学びました。私はまだあまりこの手法の意味を理解できていませんが、今回のスイッチングに関しては以下のような意味があるだろうと思います。

  • もし4ヶ月の間に相場が下落していった場合、最初に一気にスイッチングするよりもトクである。
  • 実際は相場がどうなるかは想像できないので(初心者なので)、「いつスイッチングしようか」と迷って時間を浪費するのを防ぐことができる。
  • 仮に相場が上昇していくと、最初に一気にスイッチングした方がトクだったことになるが、「未来のことは分からないからしょうがなかったよね」と納得できる。

何というか、一気にスイッチングするのは思い切りが必要なんですよね。ですから、結果的に損になる場合もありますが、少し期間を分散させた方が初心者のメンタルにとってはプラスだなと思いました。

以上が私のiDeCo移換とスイッチングの体験談です。ちなみにこちら「おかねまみれ」さんのブログにはやたら詳しい体験記が載っていますので、あわせて参考になさってください。

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