iDeCoの出口戦略に悩む

米国株初心者takです。

iDeCoとつみたてNISAの両方に取り組んでいるのですが、つみたてNISAは毎年積み立てた40万円を20年間運用できて引き出し(売却)も自由であるのに対して、iDeCoはいろいろ年齢制限があります。

  • iDeCoに掛金を拠出できるのは「60歳になるまで」(つまり59歳の最後の月まで?)
  • 60歳になるまでは引き出せない
  • 60歳から70歳の間、引き出さずに運用だけ続けることは可能(この状態を「運用指図者」という)。60歳を越えているので引き出しはいつでもOK。

私がちょっと気にしているのは、「50代後半の頃に拠出したお金の運用期間が短い」という点です。例えば65歳になったら引き出したいなと思っている場合は、59歳のときに拠出したお金は5年程度しか運用できていません。運用期間が短いとそれだけ変動のリスクが高まるはずなので、ちょっと気になるわけです。


国内外の株と債券に同額ずつ20年積み立てると

金融庁の資料で「導入直前!『つみたてNISA』の制度説明」というのがあります。その中に「国内外の株式・債券に積立・分散投資した場合の収益率(実績)」というグラフがあります。

出典: 「導入直前!『つみたてNISA』の制度説明」p.7

グラフの下に説明が書いてありますが、これってつまり

1年間、毎月「国内外の株式・債券」を同額ずつ購入し、購入後5年と20年経過したときの結果を比較している

ということですよね。「5年or20年間積み立てた直後」ではなくて「1年間積み立ててから5年or20年経過」というところがポイントです。

これを見ると明らかに5年というのは短くて、20年だと安心が高まるということが分かります。また、このグラフからは「株100%を購入した場合に20年後どうなるか」までは分かりません。

ですので、いま私がやってるように非課税メリットを享受したいからと「株100%」で運用する場合は、つみたてNISAやiDeCo以外の部分に同額程度の債券あたりを積み立てておかないと危険かもしれません。

まあそれ(=債券積み立て)はそれで行うとしましょう。そして最初の疑問に戻りますが、iDeCoは60歳になるまでしか掛金を拠出できず、受け取りは60歳から70歳の間に限定されますから、最後の方に拠出した掛金の運用期間が短くなってしまう。これがちょっと気になるわけです。

安全を見るなら徐々にスイッチングか

そんなことを考えると、定番ではありますがスイッチングをして「徐々に債券の割合を増やしていく」ということで解決するのでしょうか。もっとも、株式市場が下落しているまっただ中で株を売って債券に変更するのはかえってもったいないような気もします(数年待てば回復が予想できると考えれば)。

そうなると、例えばこんな感じでしょうかね。

(1)55歳時点で株式市場が特に下落していなければ、半分程度を債券にスイッチング。

(1-2)60歳の時点でも株式市場が特に下落していなければ、一括で引き出して特定口座での運用に回す。債券中心。

(2)55歳時点で株式市場がかなり下がっていれば、あと5年程度は待つ。

(2-2)60歳の時点である程度は回復していると思うが、回復していれば一括で引き出して特定口座での運用に回す。債券中心。

いずれにしても、iDeCo自体は70歳まで運用可能ではありますが、70歳になった時点で強制的に引き出さざるを得ないはずなので、その瞬間に大下落していては困るわけです。ですのである程度余裕をもって(上の例では10年の余裕をもって)引き出して、あとは特定口座で海外ETFでも買って運用するのがいいかな・・・と思うわけです。

まあそもそも投資に出会わなければ単純に銀行預金をして老後を迎えていただろうから、あまり欲張らずに「元本分ぐらい残ればギリギリセーフ」ぐらいに考えておくのがいいかなと思ったりしています。ただ、あんまり欲がないと今度は老後の生活が苦しくなりそうで、それはそれで困りますね。悩むところです。

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