iDeCoの資産配分(アセットアロケーション)で迷う

投資初心者takです。

自分がiDeCoに加入していることに気づき(関連記事1)、運営業者の変更とスイッチングもこなせるようになりました(関連記事2)。さらに実は毎月の掛け金も12,000円から23,000円にアップさせました。

この23,000円を元本保証型ではなく、リスクのある投資信託に投入しようと思うのですが・・・。アセットアロケーションを決めるために、ああでもないこうでもないと悩んでいます。



いろいろ考えた

とりあえず現状はこちら

悩んではいるものの、まずは何か決めないと始まりませんので、今のところは次の3つに分配しています。銘柄はSBI証券で取り扱っているものです。

クラス 割合 銘柄
米国株 75% iFree NYダウ・インデックス
新興国株 10% EXE-i新興国株式ファンド
先進国債券 15% DC外国債券インデックスファンド

思考過程

ここに至るまでにはあれこれ調べました。まずはオーソドックスな(?)情報を「俺株」さんで調べました。

詳しくはそちらを見ていただくとして、リスク許容度(急に値下がりしたときに耐えられる心理的許容度)を5段階に分けてアセットアロケーションを紹介してくれています。例えばこんな具合です。REITというのはリート、つまり不動産です。

  • リスク許容度最低【株:債券=20:80】
    • 国内株式10 先進国株式10 国内債券50 先進国債券30
  • リスク許容度高め【株:債券:リート=50:25:25】
    • 国内株式20 先進国株式20 新興国株式10 国内債券10 先進国債券5 新興国債券10 国内REIT10 海外REIT15

一方、愛読させていただいている米国株のたぱぞうさんはもっと具体的に、SBI証券におけるおすすめ投資信託を紹介されていました。資産の配分割合についてはよく分かりませんでしたが、今のところ私のポートフォリオの75%を占める「iFree NYダウ・インデックス」はこのたぱぞうさんの記事で知りました。

また、「iDeCoは運用益も非課税だから、そのメリットを活かすためには、株式(一番リターンが大きい)を100%にすべき」という意見もチラホラ見かけました。例えばこちら「ノーロード投資信託徹底ガイド」さんの記事では、各個人のリスク許容度の限界を超えないのであればという条件付きで「株100%」というのも一理あると述べています。

また同じ記事に「iDeCoは非課税メリットを活かすために株100%にして、債券などは他のところ(例えばNISA口座など)で購入する」ということも一案として載っていました。同様なことは、愛読させていただいている神経内科医のちゅり男さんの記事「iDeCoやつみたてNISAなどの非課税枠は『株式100%配分』し、他でバランスをとろう」にもあります。

このような情報に触れる中で、まずスタートとしては「iDeCo単体でリスク許容度を超えないようにしよう」と思いました。何しろ初心者なので、実際に株価が暴落を始めたときに自分がどう思うのか少し自信がないのです。慣れてきたらちゅり男さんがおっしゃるように「iDeCo内は株100%にして、他のところで債券」ということにもチャレンジしてみようと思いました。

調べるツールがある

さて、それにしても株を何%、債券を何%にすればよいのか、あるいはリート(不動産)などを入れるべきなのか、といったことについてのイメージが湧きませんでした。

例えば株と債券を半々にしたら結局どうなるのか。あるいは株を8割にしたらどうなるのか。この「どうなるのか」の部分が数値的に予想できていないから、ピンと来ないのです。

そういう中でいろいろ探していて出会ったツールを2つご紹介します。

ファンドの海

1つめは「ファンドの海」さんです。ここでは以下の5つのクラスに対して資産を分配し、その期待リターンとリスクを計算してくれます。リートなどが含まれていないのが少々残念なのですが、皆さん困っていないのでしょうか。

  • 日本債券
  • 日本株式
  • 先進国債券
  • 先進国株式
  • 新興国株式

例えば現在の私のアセットアロケーションだと、先進国債券15%・先進国株式75%・新興国株式10%となります。これを入力するとすぐに計算が済んでグラフが出てきます。

また下の方には「アセットアロケーション分析」といって、アセットアロケーションが効率的かどうかを判定する図が出ます。この青い点の集合体の上の端(効率的フロンティア曲線)あたりに自分の点(赤い+)が来れば効率的とのことです。私のアセットアロケーションはどちらかというと下の端の方なので、あまり好ましくないことになりますね。この点が上の方に行くようにあれこれ試してみたのですがあまりうまくいかなかったので、気にしないことにしました。

マネックス証券の「マネックスビジョンβ」

こちらはマネックス証券に口座を開かないと利用できないと思うのですが、「マネックスビジョンβ」というツールがあります。ログインして最初に表示される「資産総額」の下真ん中にある「VISIONβ(資産設計)」というところを押すと使えます。

こちらはいろいろ高機能ですのでいま全てをご紹介はしませんが、例えば「積極型」「バランス型」「安定型」という3つのおすすめアセットアロケーションがすでに用意されていたりします。もちろん手動でいろいろ入力することもできます。このツールに用意されているのは以下の11分類です。「ハイ・イールド債券」というのは普通の債券と違って、高利回りだけど値動きも激しいもののようですね(モーニングスター参照)。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 先進国債券
  • ハイ・イールド債券
  • 新興国債券
  • 国内リート
  • 海外リート
  • コモディティ
  • 短期金融資産

ここに私の先進国株式75%・新興国株式10%・先進国債券15%を入れてみましょう。「現在のポートフォリオ」というところに金額を入力すればOKです。先ほどのファンドの海と同様な有効フロンティアの図も得られます。

上図の「目標」というオレンジの印が、マネックスおすすめの「積極型」ポートフォリオです。「現在」という白い印は見えづらくなっていますが、青い印とほぼ重なっています。私がおやっと思ったのは、ファンドの海で計算した効率的フロンティア曲線の図とかなりかけ離れている点です。計算に使った仮定が違っているからだと思いますが、これだけ違ってしまうと何を根拠にアセットアロケーションを決めればいいのか迷いますね。

数字で納得した

ところでファンドの海で計算すると、期待されるリターンやリスクが数値で得られます。上で紹介した画像にも載っていますが。

私の先進国株式75%・新興国株式10%・先進国債券15%で計算すると

  • 期待リターン 5.20%
  • リスク 18.19%

とはじき出されます。

この「リスク」というのは、通常は「危険度」のような意味で使うと思いますが、投資用語の「リスク」は統計用語の「標準偏差」と同じ意味だそうです(参照:myindexさん)。つまり危険というより「変動度」のような意味ですね。

標準偏差を2倍した範囲内に95%の事象は収まるので、一番ひどい損失は次のようにして計算されると思います。

最悪損失 = 投資金額×(期待リターン – 2×リスク)

最悪といっても95%の事象ですので、残り5%に匹敵するようなとてつもない暴落が起きたらこの限りではありませんが・・・。

仮に毎月23,000円ずつ払ったとして(年間276,000円)上記の式に数値を代入すると、

最悪損失 = 276,000×(5.20% – 36.38%)

= 276,000×(-31.18%)

= 約86,000円

となります。最悪の場合、年間でこのぐらいの損失が予想されるということですね。

この損失額と、例えばiDeCoによる節税効果を比べてみたらいいと思います。所得税20%と住民税10%とすると、

節税効果 = 276,000×0.3 = 約83,000円

となります。ちょうど損失額とトントンです。ですので、95%の範囲内に収まる大暴落が起こったとしても、「まあ節税額と同じくらいだからいいか」と我慢できそうな気がしたのでこのアセットアロケーションでいいやと考えました。

今後・・・

とりあえずこのように納得して、SBI証券に移換してきたiDeCoの運用を始めたところです。
ただ、この記事の上の方にも書いた通り、iDeCoの節税効果を最大限に活かすためには「iDeCo内は100%株式」の方がいいような気がしておりまして、知識や経験をもう少し積んだ後はそのように変更するかもしれません。

しかし初心者がいきなり欲張るといけませんので(特に私のように買えば下がる体質の人は要注意!)、ある程度数値的に納得できてからスタートするのがいいと思います。

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